事業所概要

事業所名じんの行政書士事務所
代表神野泰司
設立2020年6月
所属茨城県行政書士会
所在地茨城県笠間市笠間2192-18
FAX0296-72-5885
登録番号第20111031号
じんの行政書士事務所

行政書士 神野泰司 プロフィール

神野泰司

1963年(昭和38)年生まれ。
笠間市立小学校、同中学校を経て、茨城県立勝田高等学校へ進学。同高校卒業後、駒澤大学法学部政治学科に入学、1985(昭和60)年卒業。

職歴

1985年4月 茨城県農業経済連合会(現在のJA全農)に就職
1991年3月 同会退職
1991年7月 株式会社茨城朝日入社
2018年6月 同社解散により退職
2020年6月 じんの行政書士事務所開業

ごあいさつ

大学卒業後、現在のJA全農の前身である茨城県農業経済連合会に就職。電器などの耐久資材、自動車などを扱う部署で県内農業のために尽力しました。農家の方々と直接お話しすることも多く、後継者の問題やそれに伴う農地の相続などの悩みをよくお聞きしました。しかし、通勤途中でトラックに追突されてけがを負い、1カ月間の通院治療と自宅療養を余儀なくされました。職場復帰しましたが、通院治療を受け続けることとなり、結局、その後遺症の手術で7カ月の入院生活を送る羽目に。この事故がきっかけとなる形で1991(平成3)年に退職することとなりました。

同年に地域情報紙、いわゆるミニコミを発行していた株式会社茨城朝日に転職し、週刊茨城朝日の広告営業を新たな仕事としました。飲食や手工芸などの個人事業主からカーディーラー、ホテル、金融機関、旅行代理店、映画館(当時は水戸や日立には複数の単館がありました)など、様々な業種の方々と仕事をさせていただきました。

2000(平成12)年の機構改革で取締役編集長となり、取材を通じて更に幅広い人脈を得ることができました。取材記事は10を聞いて1を書くといわれています。これは、1つの記事を書くには最低でもその10倍の話を聞かなければ伝わらないということです。人も物事も多面的であり、一方にだけ視点を置いてしまうと、その全容は分かりません。出来るだけ多くの情報を入手し、全容を捉えるのが肝要となります。また、経営の一端を担う重責も痛感しました。
残念ながら、発行媒体は2018(平成30)年に廃刊、会社も清算解散することとなりました。私は残務整理に当たり、行政書士や社会保険労務士、司法書士、税理士の方々の力を借りて清算結了に漕ぎつけました。

この2つの職場の経験を通じて身に染みたのは、肝心なことは法律で定められているということでした。交通事故ならば民法の知識があったなら、会社経営ならば会社法の知識があったなら違う展開もあったのではないか・・・後悔先に立たず、覆水盆に返らずですが、それを知っているか否かで次の一手が変わることもあります。また、知識はあっても実行するための時間がなければ、好機を逸してしまうこともあります。

遅まきながらそれに気付いた私は、自身の後悔を糧に「まちの法律家」である行政書士となりました。

自ら転ぼうという人はいません。つまずいた時に倒れてしまうのか、それとも杖を手にして転倒せず無事に済むか、その「あっ!」と思った時に杖が目に入ったならば迷わず掴んでください。